ここ数年、月9の視聴率軒並み下がっているといいます!
長年月9のファンである者にとってはただならぬ事態を感じています。
脚本やキャストが原因だとはいちがいに言い難く、これも時代の流れなんでしょうか?
1990年~2000年前半、月9の黄金時代をと言われるあの頃。
年代を超えて月9をドキドキしながら楽しみに待っていたことを思い出します。
今回は、過去の月9を“高”視聴率ランキング順にみていきたいと思います。
あの頃の思い出が蘇ってくるかもしれませんね。
目次
月9(げつく)ドラマとは?
フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマの通称『月9』。
フジテレビ系で、毎週月曜日夜21:00 - 21:54に放送されているテレビドラマであり、フジテレビの看板ドラマ枠である。撮影は、1980年までがフィルム作品(時代劇も含む)、1987年からはビデオによる作品である。初期は白黒画面だった。
(引用:Wikipedia)
月9ドラマ“高”視聴率ランキング・トップ10!(平均視聴率)
◆第1位 HERO 34.3%
2001年01月期
主演・木村拓哉
久利生 公平(くりう こうへい)木村拓哉さん演じる型破りで正義感の強い一見チャラ男の検察。
雨宮 舞子(あまみや まいこ)松たか子さん演じる一見生真面目だがどこかとぼけたところのある検察事務官。
2人のコンビと同僚検事たちの巻き起こす痛快コメディです。
最高視聴率は 36.8 %。
特に関東地区では全ての放送回で視聴率30%超を記録する大ヒット作となりなした。
《主な出演者》
久利生公平(27)検事・・木村拓哉
雨宮舞子(24)事務官・・松たか子
中村美鈴(30)検事・・・大塚寧々
芝山 貢(36)検事・・・阿部 寛
江上達夫(32)検事・・・勝村政信
末次隆之(40)事務官・・小日向文世
遠藤賢司(25)事務官・・八嶋智人
井戸秀二(警備員)・・・正名僕蔵
バーテン・・・・・・・・田中要次
城島和生・・・・・・・・篠井英介
庄野怜治・・・・・・・・小木茂光
咲坂良太・・・・・・・・今野雅人
牛丸 豊(50)検事・刑事部部長
・・・角野卓造
鍋島利光(61)東京地検次席検事
・・・児玉清
《こんな感想も・・・》
ほとんどドラマを見ない僕がHEROは初回から見てる笑
初回から見るドラマって古畑任三朗以来かな?!笑— マー君 (@1984masa) July 21, 2014
◆第2位 ラブジェネレーション :30.7%
1997年10月~12月
主演・木村拓哉/松たか子
《主な出演者》
片桐 哲平〈25〉・・・木村拓哉
上杉 理子〈22〉・・・松たか子
黒崎 武士〈44〉・・・平田満
片桐 荘一郎〈28〉・・内野聖陽
水原 さなえ〈25〉・・純名里沙
高木 エリカ〈24〉・・藤原紀香
木村拓哉さんと松たか子さんが「ロングバケーション」以来の共演で話題となりました。
松たか子さんは本作で月9初ヒロイン。
全11話の平均視聴率は30.8%を記録(第3、5、8話以外は全話30%以上の視聴率を記録)、放映当時としてはフジテレビ月曜9時枠の連続ドラマにおいて最高記録となりました(後に「HERO」が更新する)。
主題歌には、実に12年ぶりに新曲を発表した大瀧詠一さんの曲が起用され、こちらもミリオンセールスを記録するヒットとなりました。
1997年から1998年にかけてフジテレビからVHSでソフト化されたものの、残念ながっら現在DVD化はされていません。
◆第3位 ロングバケーション 29.6%
1996年4月~6月
主演・木村拓哉/山口智子
《主な出演者》
木村拓哉
山口智子
竹野内豊
稲森いずみ
松たか子
りょう
豊原功補
森本レオ
「月曜日はOLが街から消える」と週刊誌などで言われ、このドラマの影響でピアノを習い始める男性が増えるなど「ロンバケ現象」なる社会現象を巻き起こした作品。
木村拓哉さんは、このドラマが連続ドラマ初主演。
ここから国民的人気を集めていくきっかけとなったドラマです。
共演者もとっても豪華。竹野内豊さんや松たか子さん、稲森いずみさん、広末涼子さんといったのちに連続ドラマ主演級となった俳優・女優陣です。
本編の最終回ラストシーンはボストンからリアルタイムで生中継されました。
実際はロンドンのHolland Park Avenueで撮影されたものとのことです。これはドラマ史上希なことであったため放送時は映像の乱れが多々あったようです。
◆第4位 ひとつ屋根の下 28.2%
1993年4月~6月
主演・江口洋介
《主な出演者》
江口洋介
福山雅治
酒井法子
いしだ壱成
大路恵美
山本耕史
この年最もヒットしたドラマで、フジテレビの連続ドラマ史上最高の視聴率を記録。
主人公のあんちゃんのセリフ「そこに愛はあるのかい?」は流行語ともなりましたね。
また、トレンディドラマの象徴的枠であった月9でホームドラマが記録的ヒットとなったことはドラマ界全体にも影響を与え、ホームドラマブームが一時復活するきっかけとなった。第11話で記録した視聴率37.8%は現在もフジテレビドラマの歴代最高記録です。
最高視聴率ランキングだったら堂々の第1位でした!
2015年3月18日にパート1とパート2をセットにした「ひとつ屋根の下 コンプリート Blu-ray BOX」が発売された。
◆第5位 あすなろ白書 27.0%
1993年10月~12月
主演・石田ひかり/筒井道隆
《主な出演者》
石田ひかり
筒井道隆
木村拓哉
鈴木杏樹
西島秀俊
『あすなろ白書』(あすなろはくしょ)は、柴門ふみさんの漫画が原作です。
1992年、第37回小学館漫画賞を受賞しました。
1993年にテレビドラマ化され、また、2002年には台湾でもテレビドラマ化されました。
《あらすじ》
女子大生・なるみ(石田ひかり)を中心にした男女5人を描いた作品。
なるみと保(筒井道隆)の結ばれては離れる恋愛模様と、2人を取り巻く恋や友情が絡み合う。
『あすなろ会』というサークルを通じ、恋愛と友情の狭間で、20歳の日々の苦悩や喜び、時間の経過の重さや大切さ等の、若さの証の全てを描いた青春群像劇。
◆第6位 ひとつ屋根の下2 26.7%
1997年4月~6月
主演・江口洋介
《主な出演者》
江口洋介
福山雅治
酒井法子
いしだ壱成
大路恵美
山本耕史
パート2も見事ランキング第6位!
また、前作に引き続き1997年にフジテレビからVHSでソフト化されました。
2009年8月7日、出演者の酒井法子さんに逮捕状が出され、当時再放送を行っていた北海道文化放送・テレビ新広島は放送を途中で打ち切り、別作品の再放送に切り替えたのだそうです。
◆第7位 素顔のままで 26.4%
1992年4月~6月
主演・安田成美/中森明菜
トレンディドラマの代表的作品の一つですね。
最終回は最高視聴率31.9%を記録しました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
主題歌の 米米CLUB「君がいるだけで」(ソニーレコード)は1992年5月4日発売された大ヒット曲ですね。
《あらすじ》
マンションで一人暮らしをする図書館司書の優美子(安田成美)。ある日、神戸に住む医者の父から見合を勧められる。その見合いの当日、ミュージカルスターを目指すカンナ(中森明菜)と出会う。性格も育ちも正反対な優美子とカンナだが、ひょんなことから同居生活を始める。
高校生の頃に中絶を経験して以来、内向的な性格になってしまった優美子だが、自身の夢へと突き進むカンナと同居するうち、新しい自分を発見し成長していく。
25歳の女同士の友情を描いたストーリー。
◆第8位 やまとなでしこ 26.12%
2000年10月~12月
主演・松嶋菜々子
素敵な王子様を見つければ、幸せなお姫様になれると信じる客室乗務員の女性と彼女に振り回される貧乏な男性を通して、男と女の出会いの不思議を描くロマンスコメディです。
コメディの基本である「本質の取り違え」を押さえながら夢を見ずにいられない女性の孤独を演じた松嶋菜々子さんの代表作となりました。
視聴率は月9では3年ぶりに30%を突破し、同枠ではひさびさのヒット作となりました。
《ストーリー》
客室乗務員の神野桜子(松嶋菜々子)は、気配り上手で類まれな美貌を持つが、貧しい漁師の家に生まれた過去から、玉の輿に乗るべく、合コンに情熱を燃やしていた。大病院の御曹司を射止めても、更なる標的を狙う桜子の前に現れたのは、超金持ちの医者・中原欧介(堤真一)。しかし本当の彼は、小さな魚屋で恋愛に臆病だった。 心よりお金が大事と公言する一方で、亡き母が教えてくれたお金では買えないたった一つのものが頭を離れない桜子が、本当の恋を見つけるまでを描く。
◆第9位 教師びんびん物語2 26.0%
1989年4月~6月
主演・田原俊彦
《主な出演者》
徳川龍之介 ・・・・・・・ ・田原俊彦
榎本英樹(職場の後輩) ・ ・野村宏伸
小宮さなえ(職場の同僚) ・ 小林聡美
職場の同僚 ・・・・・・・・ 高橋ひとみ
職場の先輩 ・・・・・・・・ 阿藤海
沖田部長(職場の上司) ・・・山下真司
滝沢(制作部ディレクター) ・萩原流行
田島響子(制作部プロデューサー)池上季実子
『びんびんシリーズ』は、フジテレビ系列で1987年から2000年代にかけて断続的に放送されているテレビドラマのシリーズです。
徳川龍之介(田原俊彦)と榎本英樹(野村宏伸)のコンビが、作品ごとに役どころを変えながら活躍する作品で、2人にとって最大の当たり役とも言われています。
◆第10位 プライド 24.90%
2004年1月~3月
主演・木村拓哉
《主な出演者》
木村拓哉
竹内結子
坂口憲二
市川染五郎
石田ゆり子
佐藤浩市
「氷上の格闘技」といわれるアイスホッケーに情熱を燃やす青年、木村拓哉さん演じる里中ハル。
彼の奮闘をメインに、恋愛模様、また選手同志の人間関係をリアルに描いた「スポ根(スポーツ根性モノ)ラブストーリー」です。
ヒロインには竹内結子さん。里中ハルのコーチに佐藤浩市さん、同じホッケーチームのメンバーに坂口憲二さん、市川染五郎さん、佐藤隆太さん。また女性陣は竹内結子さん演じる村瀬亜樹の同僚に中越典子さん、MEGUMIさん、と豪華なな顔ぶれ。。
まとめ
以上、高視聴率ランキングはいかがでしたか?
個人的にみたいのは「素顔のままで」ですね~^^。
バブルが崩壊する直前くらいでしたかね、まだまだ夢を追っていた若かりし頃の自分が思い出されます。
こうみてみると、月9が全盛期だったのは1980年後半から2000年前半といったところでしょうか。
あの頃の月9には、今回の平均視聴率ランキング10位以外にも、陣内孝則さん主演の「君の瞳をタイホする!」や、鈴木保奈美さん、織田裕二さんの「東京ラブストーリー」、反町隆史さんと竹野内豊さんの「ビーチボーイズ」なんかも、楽しみに見ていました!
今はDVDになっているものもたくさんあります。
あの頃に思い出しながら、もう一度青春時代に帰ってみてもいいかもしれませんね^^。