おんな城主直虎・14話あらすじ【直虎vs小野政次】徳政令をめぐる両者の策略とは!?瀬戸・祝田村の心は直虎に軍配!

      2017/05/12

NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の14話が放送されました。
直虎(柴咲コウ)が井伊家の当主・幼い虎松の後見となり、表向きを仕切るようになってから、本当は後見になるはずだった小野政次(高橋一生)の直虎に向ける刃がどんどん鋭くなってきました。

前回から続く、徳政令をめぐる問題も、解決するかと思いきや、また小野政次の企てに苦労することとなります。第14話「徳政令の行方」で、直虎がどのようにこのピンチから脱出したのか、順を追ってまとめてみました。

直虎の策、小野政次の策、両者の対決も見どころでしたね。

 

『おんな城主 直虎』14話の動画はこちらからご覧になれます。
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大河ドラマ『おんな城主 直虎』前回のおさらい

 

徳政令をめぐる話は前回から繋がっています。
まずは前回のあらすじから。

第13話「城主はつらいよ」あらすじ

 

第13回「城主はつらいよ」

井伊家の領主として名乗りを上げた井伊直虎(柴咲コウ)。
幼い虎松(寺田心)が元服するまでの間、後見として国を治めることを宣言するが、家臣たちは反発する。
虎松の母・しの(貫地谷しほり)も直虎の勝手なふるまいを認めようとしない。

ある日、領主が代替わりしたことを聞きつけた瀬戸村の百姓・甚兵衛(山本學)が直虎のもとを訪れ、借金の棒引きを意味する「徳政令」の発布を求める。
直虎は発布を約束し、銭主(せんしゅ)の瀬戸方久(ムロツヨシ)に借金の棒引きを頼むが、井伊家も方久に大きな借金がある事実をつきつけられる。
直虎は方久を家臣に加え、方久に年貢が入るようにすることで借財返済の猶予を約束させる策を思いつく。
そんな折、瀬戸村の百姓らが「徳政令」を今川に願い出たという報せが入る

前回はムロツヨシさん演じる、銭主(金貸し)・瀬戸方久という、なんとも濃いキャラクターが登場しましたね!
この人物、自分のことを銭の犬だというほど、金好きな成金。
どことなく怪しい雰囲気もありますが、今の井伊家にはこの瀬戸方久に頼るしかなかったんですよね。

直虎にしてみたら、幼いころ一度出会っているという設定から、この男を信じてもいいと思わせたのかもしれませんね。
そしてこの瀬戸方久を家臣にして両村を納めるという名案を、はたまた邪魔するあの男が。

それにしても小野政次(高橋一生)、この人はどこまで嫌な人になっていくんでしょう。
過ぎ去った日の、あの笑顔はどこへやら…。
幼いころから目をつけられ、父の代から続くこの生き方を運命だと諦めてしまったのでしょうか。

 

第14話「徳政令の行方」直虎vs小野政次の策略とは?

 

(引用:公式ホームページ)

 

直虎と小野政次の望み

直虎の望み

それはなんといっても、瀬戸村・祝田村が今の危機的状況を乗り越え、これから先も豊かに暮らしていけることでしょう。
徳政令を出せば、今の借金はなくなり一時的に楽になるかもしれませんが、深刻な人手不足を嘆く村では、これから先も同じことが繰り返されるでしょう。
目先の損得ではなく、長い先を考えた時に、0から這い上がった瀬戸方久の知恵が必要だと考えました。

 

【小野政次の望み】

これに関しては、政次の父の代から続く因縁めいたものがありますので複雑だと思います。
小野家は先代から今川家に仕えています。
そのため井伊家の家臣からは疎(うと)まれ、幼かった政次(鶴丸)ももれなく目の敵のようにされながら育ちました。
そんな背景から考えると、井伊家に恨みを抱いていても不思議ではありません。

父から譲り受けた小野を守る。
そして今まで身を縮めて生きてきた仮を返したい。
そんな思いから、虎松の後見となって小野家の確たる居場所を作りたいという望みがあったと思います

【政次の策①】今川家に徳政令を願い出るよう仕向けた

(引用:公式ホームページ)

瀬戸村・祝田村の百姓が、領主である井伊家を飛び越え、今川家に「徳政令」を願い出るよう仕向けました
もし今川から徳政令が出されれば、百姓たちは井伊家より今川家の支配を望むことになりかねません。
そうなれば今川は、間違いなく両村を小野に任せることになります。

 

【政次の策②】村を所有する新野家、直虎の重臣までも抱き込んだ

 

(引用:公式ホームページ)

両村を所有する新野家、虎松の母・しのに対し、
私に虎松様の後見をお任せいただければ、必ずや村はお返しいたしますが

しのは直虎に恨みを抱くいていますので、政次はうまく取り込んだと言えるでしょう。
ましてや虎松の実母ですから、後見に対し意見する力はあるでしょう。

今川を見方に付け、淡々と口調で言い放つ政次に、そこにいた直虎の重臣・中野直之、奥山六左衛門までもが抱き込まれてしまいます。

直虎に食って掛かる中野直之は、声を荒げて言います。
但馬(小野政次)は領地を元通りにし、百姓どもの不満も収めてみせるという。
どちらがたよりになるかは明らかじゃろう!

直虎が女ゆえなのか、城主になって間もないからか、全く信用できない様子。
それに比べると、今川を後ろ盾に小野の方が正しい知恵者に見えたのでしょう。

 

 

【直虎の策①】「仮名目録」により村の寺の所領とした

せっかく良案(瀬戸方久を家臣として村の領主とすること)を打ち出したところに、まさかの村の百姓が今川に直訴(じきそ)する事態に。
これを聞いた瀬戸方久は、即座に察します。
「これは民の訴えを隠れ蓑(かくれみの)とした、小野様の乗っ取りなのでは?」

そして二人で考えたであろう起死回生の策は…

前回も登場した「仮名目録」という城の掟をつづったもの、そこに出てくる一文にあります。

「寺領に関しては守護不入」

寺の所領は守られ立ち入ることが出来ない、すなわち両村を寺の持ち物にしてしまえば、今川や小野の手に渡ることはなくなる、と考えたのです。
すぐさま二人は龍潭寺(りょうたんじ)の南渓和尚のところへ相談に行きます。

そして後日、小野政次が持ってきた今川の下知、「高利貸しに苦しんでいる民を助けるべく、井伊より徳政令を出すようにとのこと、つきましては直虎様より速やかなるご発布を」

これに対し直虎は「発布したいのはやまやまじゃが…」
そして瀬戸方久より「やはり、いきなり私が所有するというのは風当たりが強いかと、瀬戸・祝田の土地を龍潭寺に寄進してしまったのでございます。

これには政次も驚きを隠せないようでした。
仮名目録があったおかげで、乗り切ることができた策でした。

 

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【政次の策③】瀬戸方久を、徳政令を出すための人質とするよう仕向けた

今や完全に村を売られたと思い込む百姓を逆手にとり、瀬戸方久を連れ去り人質にして、直虎に「徳政令」を出すよう仕向けたのでした。

村人達は方久を連れ去り、読むのみ一苦労するカタカナで書かれた脅し状を直虎に送り付けました。
そこには『今川の徳政令を受け入れると記したものを神社に届けよ。さもなくば、方久の命はない』と書かれていました。

直虎はこれもすぐさま政次の策だと気が付きます。
百姓から信頼のあつい蜂前神社(はちさきじんじゃ)の禰宜(ねぎ・神社の宮司のこと)を使って、彼らを操り、このようなことをさせたのだ…。

 

【直虎の策②】百姓たちと話をしようと一人で駆け回った

(引用:公式ホームページ)

直虎は脅し状を受け取ると、すぐさま一人で瀬戸村へと走ります。
ところが村々は静まり返り、人っ子一人みあたりません。
これは「逃散」と言われる、集団で耕作を投げ出して退去する、領主への抗議行動でした。

さすがに直虎にも策が尽きてしまいます。
仕方がない、徳政令を出すしか方法はない、と心に決め神社で書状を書いていると、一匹の亀がどこからともなく迷い込んできて、書状の上にどっしりと居座ってしまいました。

「これ、どけ、亀。・・・亀」

この名を呼んで、かつて、どんなことをしても井伊を守るといった、直親を思い出した直虎は、

「・・・これは、違うか。亀。・・・われも違うと思う」

われに返った直虎は、なんの手立てもないまま村に戻ると、田植えを待ちわびる苗を見つけます。

 

【直虎の策③】井伊の僧侶、村人を連れ、田植えをした

 

(引用:公式ホームページ)

いつまでも村に戻って来ない百姓。
でも直虎はこの苗を見て、苗がこれ以上育つと田に根付きにくくなって実りを損ずることにもなりかねない。
百姓たちもそれを分かっているから、じっとしていられなくなるだろうと考えました。

そして僧侶や井伊の村人の手を借り、村人が戻るまで田植えをして待つことにしたのです。

案の定、百姓の一人が田んぼの苗が気になって仕方ないといった感じで村にやってきます。
そこで見た光景に驚き、すぐさまほかの百姓を呼びに行きます。

鋭い視線を投げかける百姓たちに気付いた直虎は、声をかけました。
「おぬしらの稲が育たねば、我らも困るからな。
勝手だが田に入らせてもらった」

百姓たちは、井伊の借金のかたに方久に村を売ったんだろう、信じられるわけがないと言います。

しかし、直虎はようやくここで百姓たちと話をすることができます。

「確かに私は瀬戸村と祝田村を方久の土地とした。
だがそれは、井伊の借金をなくすためではない」

そして、方久には年貢が入る代わりに、百姓たちの返済を猶予させることを話しました。
ところが百姓は、猶予されても借金はなくならない、それならやはり徳政令を出してくれた方がいいといいます。

しかし直虎は目先の話ばかりするな、と百姓を一喝します。

「確かに徳政が出されれば今ある借金は消えてなくなる。
だがその後はどうじゃ。
人もおらぬし、いつ凶作になるとも限らぬ。
方久は欲深じゃ。借金を棒引きにはしてくれなんだ。
なれど村を任せればそなたらが今より潤い、おのずと借りが返せるような仕組みを作ると言うてくれた。
ならばその方がよくはないか?」

「そんだって禰宜さまは・・・」

「われと禰宜とどちらを信じる!どちらを」

方久は真のところ何を考えておるか計り知れんところはある。
じゃが方久は、己を銭の犬じゃと言うた。
銭のためならなんでもする。
己の所領とあらば、己の意地にかけて村を潤すと思う。
そして、そのために欠かせぬそなたらを無下に扱うことはせぬ。
われはそのように信じておる。」

そして、風になびく苗をみて、

清風払明月(せいふうめいげつをはらい)
明月払清風(めいげつせいふうをはらう)・・・

風と月は諍(いさか)うのではなく、一体であるという。
われも皆とそうありたいと思うておる。
われは皆とそんな風に井伊を作うて行きたいと思うておる。
皆、われとそんな風にやっていきたいと思うてくれぬだろうか。」

そして村人が一人「なんだかもうしわけなかったや」といいながら田植えに加わりました。
そして一人、「もっと早く言ってくれりゃよかったに」
また一人、また一人と。

そして老農夫・甚兵衛は直虎の前にひざまづき、
「直虎様、甚兵衛今日のことは生涯忘れませんで~(泣)」

そして、この光景を見ていた、重臣・奥山六左衛門も、泣きながら田植えを教えてくれと加わったのです。

 

村人の心をつかんだ直虎に軍配!

この直虎と村人たちのやり取りを見て、ボロボロ泣きながら、直虎の勝利に満ち満ちてしまいましたTT!
やは最後は人の心を掴んだものが勝ちますね^^!
直虎にはその器があると、改めて感じました。

 

かすかに残るあの頃の鶴(政次)なのか!?

 

この光景をみていた、小野政次と神社の禰宜。
とらえたのは、村の心にございましたか、
やっかいですぞ、ああいう手合(てあい)(やから・やつらという意味)は」

それを聞いた政次は、一言ささやきます。
「わかっておる。・・・・・昔から・・・・・」

このとき一瞬、昔から知る幼なじみの亀の顔になったような気がしたのは気のせいでしょうか。
身も心も全て黒く染まってしまったわけではない、と信じたいのです・・・。

 

虎松の母・しの、祝田を返してもらわぬ限り…

(引用:公式ホームページ)

直虎の母を介して、瀬戸・祝田の領地をもらうかわりの土地を提示します。
新野の娘は納得したものの、虎松の母・しのは、
「祝田をお返しくださらぬ限り、(直虎を)虎松の後見とは認めませぬ!」
といって、その態度を改めようとはしませんでした。

しのの気持ちもわかります。
和解にはもしばらく時間がかかりそうですね。

 

まだ終わっていない最大の敵・今川からの呼び出し

村人たちの心はつかんだ直虎でした。
しかし最大の懸念が、最悪な形で襲い掛かってくることになってしまいました。
虎松の後見問題や、徳政令を出すことを無視されたことが、謀反の疑いありと見なされてしまったのです。
そして直虎へ、申し開きのため駿府へ来るようにと命が下されたのです。

この命を受けた、小野政次もさすがに顔をこわばらせました。
このようにして、井伊の当主が命を落とすのを幾度もみてきたからです。

いよいよこの問題の最大の山場が次回、繰り広げられそうですね!
直虎はどのようにこのピンチを切り抜けるのでしょうか。

 

 

まとめ

 

大河ドラマ『おんな城主 直虎』、第14話の徳政令をめぐる直虎と小野政次についてまとめてみました。

直虎の城主っぷりが、あまりにも気持ちがよく、思わずこんな記事を書いてしまいました。
やはり直虎という人は、人々の心を掴む、城主の器なんだと今回ひしひしと感じました。

このあと、この二人にはさらに悲しい運命が待っています。
時代に翻弄されながらも、直虎がどのように井伊家を守り抜いていくのか、この先も楽しみに見ていきたいですね。

 

『おんな城主 直虎』14話の動画はこちらからご覧になれます。
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