潜在人気No.1『カルテット』ドラマ通も絶賛!なのに…視聴率低迷の3つの理由

      2017/02/21

2017年1月スタートのドラマ『カルテット』。
同クールの中では、前評判も高く、専門家の間で絶賛されていてます。

ところが、視聴率を見ると、初回9.8%といきなりの10%割れでスタート。
その後も、3回目7.8%、4回目7.2%と下落傾向なのです。

わたしもこのドラマ『カルテット』の一視聴者として、こんなに豪華な実力派俳優揃いで面白いのに~!と不思議に思っています。

では、どうして視聴率が上がらないのか。
コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんは3つの理由があると、ズバリ解説しています。

 

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ドラマ『カルテット』とはどんなドラマ?

 

(出典:http://trendsokuhou.com)

番組情報

ドラマ『カルテット』
2017年1月17日スタート TBS系列火曜ドラマ

 

原作・脚本

坂本裕二氏による完全オリジナル作品
(『Mother』『最高の離婚』『Woman』など)

 

主なキャスト

松たか子
満島ひかり
高橋一生
松田龍平 ほか

 

ストーリー

30代の男女4人が、ある日偶然出会った。
夢叶わず、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たち。

彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。
しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた―。

冬の軽井沢を舞台に巻き起こる大人たちの人間ドラマを描く。
松たか子さん、満島ひかりさん、松田龍平さん、高橋一生さんの4人の実力派俳優が絡むラブサスペンスです。

 

 

ドラマ『カルテット』絶賛のわけ

 

まずは、松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さんという4人もの演技派俳優の豪華共演。
そして、『最高の離婚』『Woman』を手掛けた人気脚本家・坂元裕二さんの完全オリジナル。
演出に土井裕泰さんと、業界屈指の実力者をそろえただけあり、ドラマ通たちが絶賛しているといいます。

コラムニスト、ドラマ評論家、テレビ誌編集長などのいわゆる“ドラマ識者”が集まる場で話をしたときも、ほぼ全員が「イチオシ作品」に挙げていたそうですよ!

また、Twitterでつぶやかれた数をランキングにした「視聴熱ランキング」(『テレビジョン』発表(角川アスキー総合研究所調べ))でもすべてのドラマの中でトップ!

視聴者の反応もよく、ほめたたえる声がほとんどだといいます。

「私的には『逃げ恥』よりも面白いのに、何でこんなに視聴率が低いの?」という疑問の声も上がっているほどです。
ではどうして!?
なぜ視聴率が上がらない!?

 

 

ドラマ『カルテット』視聴率が上がらない3つの理由

 

 

【理由その1】「これ」というテーマがつかみにくい?

 

一つ目の理由が「これ」というテーマや内容がつかみにくい作品であることだと木村さんは言います。
確かに、ドラマの要素として、
「全員片想い」のラブストーリー。
「全員嘘つき」のサスペンス。
会話劇のコメディのよう。
など、このドラマはいったいどこに向かっていくのか分かりずらいふしがあります。

プロデューサー佐野亜裕美さんが公式ホームページで語っている、
「人生には三つの坂がある。
上り坂、下り坂、そして“まさか”。
これが、このドラマの重要なモチーフです。」

ん~、つかみづらいかも…。
しかし!!!!! 木村さん曰く、

「これは、あえてテーマをぼかしてさまざまな伏線を見せることで、「こういうことだったのか」という終盤のカタルシスを高めるための狙い。
前回同枠放送で大ヒットとなった『逃げ恥』の契約結婚、現在同じ火曜日に放送されている『嘘の戦争』の復讐劇に比べると、集中力と思考能力を必要とするこの『カルテット』、
複雑なだけに、ハードルが高いという印象を持たれているのでしょう。」

ということです。

ふむふむ、そういわれると納得であります。

 

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【理由その2】録画で見る人が多い、坂元裕二作品

 

2つ目の理由は、録画されやすいコンテンツなのだということです。

このドラマの魅力と面白さは、脚本家・坂元裕二さんのつむぐセリフの面白さにあります。
そこに期待して、じっくり楽しむためにリアルタイム視聴ではなく、録画視聴を選ぶ傾向が強いのだそうです。
坂元さんのセリフは、非常に練られたせりふ回しが多いです。
さらっと着き流せない、じっくり考えながら聞きたいセリフが多いです。

「唐揚げ洗える? レモンするってことは不可逆なんだよ。二度とは戻れない」
「告白は子どもがすることですよ。大人は誘惑してください」

確かに、さらっとテレビをつけて気楽に見られるドラマではない気がします。
どっしりとテレビの前に座り、じっくりセリフを楽しみたいドラマですね。
坂元裕二さんの作品は、『Mother』『Woman』(日本テレビ系)、『最高の離婚』『問題のあるレストラン』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)など、視聴率は1桁から良くても10%前半がほとんどの作品ばかり。
「サクッと見られて視聴率が高い」作品ではなく、「録画してじっくり見たいから視聴率が下がる」作品であり、数字よりも心に刺さる深さで支持を集めてきたのだといいます。

 

 

【理由その3】番組PRの違い

 

3つ目の理由は、番組PRの違いだといいます。
どういうことでしょうか…?

専門家に言わせると、『逃げ恥』があれほど社会的なブームになったのは、「脚本・演出・キャストなどが高品質だったから」だけではありません。
『逃げ恥』だけが社会的なブームになったのは、PRが飛び抜けて凄かったからだというのです。
『逃げ恥』の番組PRとは?

①ベースとなるTwitter、Facebook、Instagram、LINEと4つのSNSをフル活用

出演者を次々に登場させる、また、恋ダンスや毎話10数分のダイジェスト動画を作って、視聴者がシェアで拡散しやすい状況を整えていました。
②テレビ視聴者以外との接触場所を増やした

クックパッド、横浜市、日産とコラボするなど。
これまでドラマのPRと言えば、自局番組にキャストを出演させて、「見てください」とお願いしする形がほとんどでした。ネットやスマホの普及でテレビの優先順位が下がりつつある今、もはやこの形では大きなPR効果は期待できませんね。
いちばんのPR効果は、「これは面白い」と視聴者に広めてもらうこと。
『カルテット』はまだそれができていないため、認知度が思うように広がっていかないのだと言います。

 

それでも「記憶に残るドラマ」となる!

 

コラムニスト木村さんは、こうした今のテレビの背景やPR活動の違いから、視聴率低迷の要因を語っていますが、そのうえで、改めてドラマ『カルテット』についてこういいます。

「今後も視聴率が劇的に上がることは予想しにくいものの、心に刺さる深さは増す一方。『カルテット』は、最後まで見続けた人にとって長年の記憶に残るドラマとなることは間違いないでしょう。」
このドラマの1ファンとして、どんな要因で視聴率が低迷していようと、ドラマ『カルテット』のこれからの展開に期待します。

それからもう一つ!このドラマ『カルテット』、35歳以上の女性の潜在人気がダントツだとききました。
主婦である立場から想像するに、だとしたらこの時間帯、主婦はやっぱり録画ですよ!
というわけで、視聴率とは関係なく、このドラマまだまだ期待して良さそうですよ^^。

 

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